紫陽花:Hydrangea macrophylla

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植物属性: アジサイ科アジサイ属

原産地:本州中部太平洋岸に野生するガクアジサイ H. macrophylla (Thunb.) Ser. f. normalis (E.H.Wilson) H.Hara から改良された 日本原産の 園芸植物で、 100 種以上の品種があると言われている。 欧米で品種改良され、逆輸入されたセイヨウアジサイ H. macrophylla (Thunb.) Ser. f. hortensia (Lam.) Rehder も含めて、アジサイと総称されることも多い。 

開花期:6月〜7月

花色:青、紫、ピンク、赤、白、緑
生育適温:10~20℃

花言葉:「移り気」、「冷酷」、「団らん」、「和気あいあい」、「家族」、「変節」、「浮気」

注意点:毒性成分は、未だ明らかではないが、有毒植物であるため、園芸や切り花として利用する際には取り扱いに注意が必要である。

*毒を含んだアジサイの葉っぱや茎、花を食べた場合の中毒の症状は、嘔吐や痙攣、めまい、顔面の紅潮、歩行のふらつき、呼吸麻痺、昏睡などが挙げられる。 特に死亡例は報告されていませんが、いくつか大人や子供が体調を崩した症例が報告されているので注意が必要。

切り花の出回り時期:4~7月
花もち:5日程度

切り花の長持ちさせる方法は?

[湯揚げ]…茎の切り口から10cmほどを残して新聞紙で包み、切り口を熱湯に20~30秒つけます。すぐに深めの水につけて1時間以上置き、熱湯で変色した茎の先をカットします。

[切り口を焼く]…アジサイは茎の切り口から10cmほどを残して水に濡らした新聞紙で包み、ガスコンロの火で切り口が真っ黒に炭化するまで焼きます。すぐ深めの水につけて1時間以上置き、炭化した部分をカットします。

[切り口にミョウバンをつける]…斜めに大きく切った茎の切り口にミョウバンをたっぷりこすりつけ、茎先を残して新聞紙で包み、深めの水に1時間以上つけます。

ミョウバンを切り口に付けることで灰汁(あく)が抜け、維管束内の水の通りが非常に良くなります。 さらにバクテリアの繁殖も抑えられるため、すみやかに水揚げができ、その後も水が下がりにくいのだと考えられます。

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