イサム・ノグチ 〜発見の道〜

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先日、東京都美術館で開催されているイサム・ノグチ展に行ってきました。

とっても素晴らしかったです。

今までいろんな美術館などに行ってきましたが、私自身あまり石の作品で感動したことはなかったのですが、今回初めて石の作品で感動しました。

地下から入って、段々上の階に上がっていく見方なのですが、まず最初に一番有名な『アカリ』の作品が空間いっぱいに広がっていました。

その周りに彫刻の作品が展示されている形でした。

イサム・ノグチさんがNYと香川を拠点としていたこともあり、NYや香川に普段は展示されている作品が多く、こんなにたくさん同時に展示されるのはとても貴重なものだと思いました。

作品の合間にご本人がお話しされている動画が流れていたのですが、その中で「私の作品は高いから、ライト(光・軽いの両方の意味がある)のような安くてみんなが買えるものを買ってもらえるのが一番嬉しい」とおっしゃっていて、アートを身近に感じてもらえること、それを通じて何かを感じてもらえることに喜びを感じていたのかなと思うと人柄も素敵な方なんだなと思い、より作品にも興味を持ちました。

私が特に感動した作品は一番上の階の入って最初にある彫刻石です。

みた瞬間これまでのものとは違った引き込まれるような魅力があり、語彙力がなくていい表現が見つからないのですがずーと見入ってしまうような作品でした。

やはり、世の中に名を残すような方の仕事は、すごく繊細で丁寧そして計算され尽くした美しい形。特に石の作品はその石が持っている色味や風合いが一つ一つ違うのでその石にしか出せない魅力なども出ているのではないかと思います。

その作品は石の持ってるよさや力のようなものがすごく出ていて引き込まれてしまいました。最上階は写真が撮れなかったので、是非興味のある方はいかれてみてください。

また緊急事態宣言が出るので美術館も閉まってしまうかもしれませんが、たくさんに人に見てほしい作品だなと思いました。

自分の目で見て感じることで何か自分の中で気づきや発見があると思います。

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